内側と外側からの点検を
台所や浴室、トイレ、廊下などの窓には面格子が設けられています。また、2階の4尺窓には手摺があります。
点検をかねて、から拭きをしてください。
ガタつきがないか、さびが出ていないか見ます。外側からだけでなく窓の内側からも見てください。
ネジが緩んでガタついていたら締め直します。さびを見つけたらサンドペーパーでさびを取り、さび止め塗料を塗って完全に乾いてから、仕上げ塗装をします。2階や手の届かない高所は危険を伴いますので、専門業者に補修を依頼してください。
鉄製のものは2年ごとを目安に、塗り替えを専門業者に依頼してください。
どこから出た!?さび
さびは金属と空気中の酸素の化学反応の結果です。これを防ぐために金属の表面には塗料やさび止めを塗布します。さびは何も鉄にだけ生じるものではありません。アルミはさびないと思われがちですが、汚れを放って置くと他の金属同様さびが生じてきます。さびは水と塩分、汚れの付着などが原因で生じ、いったん発生するとその進行は木材の腐食よりも早く、鉄管などはボロボロになることがあります。ふだんから鉄部やアルミ部のお手入れを心掛け、さびを発見したらすぐ補修しましょう。